【個別株の選定方法】スクリーニングについて解説

eye catch image 個別株の選定方法

こんにちは、アキヒロです。

長期投資をする際の個別株の選定方法について、こちらの記事(個別株の選定方法)で次の4つのステップをご紹介しました。

  1. スクリーニング: 数千社のなかから分析対象とする企業をざっくり選別する
  2. 財務分析:    財務諸表から定量的に優良な企業を選別する
  3. 事業分析:    優位性(堀)のある事業を行なっている企業を選別する
  4. 株価分析:    株式を取得する際の目安となる価格帯に目処をつける

今回はこの4つのステップの1つ目、スクリーニングについて、より詳しく、各指標の概要や実際にどうやってスクリーニングしているか、ご紹介していければと思います。

スクリーニングで使う指標について考える

まず指標ですが、大きく分けると2つに大別できるかと思います。1つは株価を見る指標、2つ目は企業の財務や業績を見る指標です。以下に主だったものをご紹介します。

株価を見る代表的な指標

 

企業を見る主な指標

短期的な安全性(短期の支払能力)

中長期的な安全性(財務体質)

収益性

成長性

株価を見る指標も、企業を見る指標も両方大切ですが、アキヒロの場合は優良企業を長期保有するというスタイルですので、まず優良企業を選別した上で、株価の分析をするようにしています。したがって、スクリーニングの際は、基本的には企業を見る指標を使っていて、「総収入」、「売上総利益率(粗利率)」、「純利益率」、「負債資本倍率」、「自己資本利益率(ROE)」、「総資本利益率(ROA)」、「売上高成長率」、「純利益成長率」あたりを組み合わせています。

実際にスクリーニングをやってみる

次に、実際にどうやってスクリーニングするのか、見ていきたいと思います。

米国株であれば、アキヒロがよく使うサイトはCNBCです。

使いたい指標が網羅されているのと、カスタマイズしやすいので使い勝手が良いサイトです。その他にもInvesting.comFinviz.comなどもありますので、確認したい指標や使い勝手の好みで選んでもらえればと思います。

日本株であれば、各証券会社が提供しているスクリーニングのサービスを利用するのが良いと思いますが、アキヒロ自身はあまり日本の証券会社のサイトを利用していないので、詳しいことは言えません。

では、実際にCNBCを使ってスクリーニングしてみたいと思います。

指標のスクリーニングの基準値は、みなさんの求める企業がどういうものであるかで変わってきますので、以下はあくまで一例として見て下さい。

まず、何も指標を設定せずに「View Screen Matches」をクリックすると、1万社以上がヒットします。

とてもではないですが、これだけの企業について細かく調べていくわけにはいきませんので、例として次の条件でスクリーニングしていきたいと思います。

  • 総収入(Revenue)>5,000 Million USD
  • 純利益率(Net Profit Margin)>10%
  • 自己資本利益率(ROE:Return on Equity)>20%

※総収入(Revenue)については、上で説明していませんが、今回は事業規模の小さい企業を除くために1つの基準として入れました。

まず「Select Custom Criteria」から「Current Financials」を選び、右に「総収入(Revenue)」がありますので、チェックを入れます。

すると下の欄に「Revenue」という指標が出てきます。ここでいくら以上なのか、いくら未満なのか、いくらといくらの間なのか、など、条件(自分が定める基準値)を入れていきます。

また、同じ「Current Financials」に「純利益率(Net Profit Margin)」もありますので、チェックを入れます。(PCの画面によっては見えていない場合もありますので、その際は、下にスクロールしてみてください)

同様に、「自己資本利益率(ROE)」は「Current Financials」から「Management Efficiency」に選択をし直すと出てきますので、チェックを入れます。

今回はすべての指標で基準値より大きい「>」ですので、「greater than」のままで大丈夫です。

「以下」や「未満」としたいときは「greater than」のところを「less than」や「less than / equal to」に変更すると行った形でカスタマイズしていきます。

では、実際に「greater than」の横のボックスに数字(基準値)を入れていきましょう。

「Revenue」には5000、「Net Profit Margin」には10、「ROE」には20とします。

数字を入れた時点で、各指標の条件に合致する企業数が右に表示され、その下にすべての指標の条件を満たした企業数が表示されます。

そして、下にある3つのボタンの一番右にある「VIEW SCREEN MATCHES」をクリックすると、実際に入力した条件を満たす企業の一覧が表示されます。

スクリーニングの結果を見ていくと、FacebookやJohnson&Johnson、Microsoftといった有名企業も入っていますね。(2019年4月16日時点)

ただ、152社だとまだ多いですので、もう少し指標を足すか、基準値を厳しくしてさらに絞り込む必要はあるかと思います。要領は同じですので、色々と試して頂ければと思います。

以上、スクリーニングで用いる指標の概要と、実際のスクリーニング方法のご紹介でした。

ご参考になれば幸いです。

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