こんにちは、アキヒロです。
投資をされている方のなかには、いまは日本株をやっているけど、米国株はどうなんだろうと関心をもたれている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、米国市場について、以下3つのポイントに絞って概観してみたいと思います。
- 世界最大の市場
- 米国以外にもグローバルな投資が可能
- 成長を続ける市場
世界最大の市場
米国の主な株式市場としては、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックがありますが、この2つを合わせると、時価総額が約30兆ドルにも上ります。
国際取引所連盟が出している取引所別の時価総額シェア(下図)を見てみると、NYSEとナスダックの2つの取引所で、時価総額ベースで約40.8%のシェアを占めています。日本の東京証券取引所のシェアが約7.1%ですので、米国市場がいかに大きいかがわかります。
世界最大の市場だけあって、規模や利益率を見ても一流の企業が上場していますので、世界的な優良企業に投資できる魅力があります。

米国以外にもグローバルな投資が可能
米国市場では、ADR(米国預託証券)という形で米国外の主要銘柄の取引を行うことが可能です。
ADRは、外国株式等を米国証券市場で流通できるようにするために考案された仕組みで、米国外の世界的な企業は、母国市場で上場しながら、ADRという形で米国市場にも上場しているケースが多いです。これを利用することで、米国市場を通じて、新興国を含め、世界中の企業に投資を行うことができます。
成長を続ける市場
3つ目のポイントは、米国市場は他の先進主要国に比べ、比較的高い成長性を維持していることです。
下のグラフはGDP上位10ヶ国の名目GDP(USDベース)の推移です。米国と中国が右肩上がりに伸びている様子がわかりますね。

続いて、以下は2008年から2018年までの10年間の年平均成長率です。
国名 | 年平均成長率(2008ー2018) |
米国 | 3.38% |
中国 | 11.32% |
日本 | 0.06% |
ドイツ | 0.67% |
インド | 8.19% |
フランス | -0.48% |
イギリス | -0.44% |
イタリア | -1.40% |
ブラジル | 1.20 |
カナダ | 1.13 |
中国とインドは新興市場ですので、高い成長率を示していますが、その2ヶ国を除いた主要先進国では米国がダントツの成長率を誇っています。GDPが伸びるということは、経済の主要プレイヤーである企業の業績が伸びているということですので、投資が集まりますし、資金が集まれば株価は上がります。
以下は米国のS&P500と日本の日経平均株価です。

違いは一目瞭然ですね。日経が1989年に最高値をつけて以来、高値更新できていないのに対して、S&P500は右肩上がりに伸びています。
米国市場は、経済成長が続いており、相場全体が上げやすい状況にありますので、特に中長期的に、投資しやすい環境といえるのではないでしょうか。
まとめ
- 米国は、世界最大の市場、かつ米国以外の企業にもグローバルに投資が可能
- 主要先進国では比較的高い成長率を維持しており、右肩上がりの市場であるため、中長期の投資に適している
確かに、日本人にとっては、為替レートの問題がありますので注意が必要ですが、先進国でこれだけの成長性を維持し、グローバルな投資が行える環境は他にありませんので、非常に魅力的な市場といえるのではないかと思います。
今回は以上です。
ご参考になれば幸いです。