こんにちは、アキヒロです。
「バフェットの財務諸表を読む力(徳間書店)」という本を読みましたので、簡単ですが、レビューを書きたいと思います。
本書の冒頭「はじめに」でも記載されていますが、簡潔に説明するなら、長期的競争優位性をもつ企業を探す場合、財務諸表のどこをどう見れば良いのかを説明している本になります。
本書は大きく以下の2つの視点で整理されています。
- 永続的な競争優位性をもつ優良企業をどのように見分ければいいのか
- 永続的な競争優位性をもつ優良企業をどのように評価すればいいのか
1点目は、財務三表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)について、それぞれ長期的優位性がどこにどのように表れてくるのか、具体的な企業の例を挙げて解説されています。
2点目に関しては、長期的競争優位性をもつ企業の株式を“エクイティ・ボンド(元本保証型の株価指数連動債券)”に見立て株価を評価する方法について説明されています。
ただ、2点目についてはそれほどページ数が割かれているわけではなく、本書の中心は、タイトルのとおり1点目の財務諸表の読み方かと思います。
評価方法については「バフェットの銘柄選択術」という本の後半部分により詳しい記載がありますので、そちらを参考にされた方が良いかもしれません。

所感
個人的には、財務諸表を見る際の着眼点に加え、具体的な企業の財務指標の数字がたくさん出てきますので、優良企業を探すのであれば、この指標についてはこのくらいの水準が望ましいといった指標の評価基準のようなものが、自分のなかで感覚的に整理できたのは良かったかなと思っています。
本書を読むにあたっては、やはり財務諸表に関する基本的なことは理解してから読まれた方が、実りがあるかと思いますし、財務諸表の用語や財務三表のつながりがよくわかっていない状態ですと、読んでいても退屈になるかもしれません。
逆に、自分で財務分析をされるような方にとっては非常に興味深い内容かと思いますし、スクリーニングでどの指標を使おうか迷われている方にとっても参考になる一冊かと思います。
今回は以上です。
ご参考になれば幸いです。